10/19.20.21長野県霧ヶ峰高原にて。
日本訓練チャンピオン決定競技会が開催されました。
今回は担当ごとに担当者が報告させて頂きます。
まずはパート1、所長より報告させて頂きます。
足跡追及出場のD様のご愛犬リキくん
昨年追及で初出場したのですが、スタート直後に迷ってしまい8点という結果でした。
非常に悔しい思いをし、1年間一生懸命頑張って参りました。
そして本番、集中して一生懸命に鼻を使いスタートし、途中少し首を振った箇所がありましたが、
迷うことなく途中物品も発見し最終物品までたどり着きました。
その瞬間、今までの悔しさと苦労した思いがこみ上げてきて涙が出ました。
結果99.2点という高得点でリベンジ達成しました
チャンピオングループ入賞
足跡追及出場のY様のご愛犬シーザーくん
初出場ながら普段の練習でも集中して楽しく作業してくれるので、本番もどこまでやってくれるか楽しみでした。
いざ、本番スタートするとコース1/3ぐらいのところで伏せて止まってしまい、(探せ)と一声かけました。
その後は迷うことなく行ってくれました。
普段何もないところで止まる子ではないので止まったところを確認しましたら、割りばしが2本落ちていました。
おそらく前日に練習した方の忘れ物品だと思われます。
それが落ちていなければ、満点に近い得点を獲れていたので悔やまれますが、
初出場で98.6点という高得点よくここまで頑張ってくれました。
チャンピオングループ入賞
選別出場の京洛所有犬フェリアちゃん
フェリアちゃんもリキくん同様、去年初出場で良い結果が出なかったので一年間頑張って参りました。
訓練所での練習では絶好調だったのですが、
霧ヶ峰での練習では不安がり、台に行くまでグルグルと回転するようになり絶不調で、
最終練習では「台まで元気よく行くように」繰り返していました。
そして本番、1回目は元気よく行き、少し迷ったものの正解の布を持って帰ってきてくれました。
2回目は少し不安になったのか?台に行くまでに2まわりしましたが確実に臭いを取り正解の布を持って帰ってきてくれました。
3回目はさらに不安だったのか?横の方に向かってスタートしてしまい、呼び戻して再スタートさせました。
すると気を取り直し楽しそうに自信満々で正解の布を持って帰ってきてくれました。
結果は○○○なのですが、再スタートがマイナス1点となり99点となりました。
チャンピオングループ入賞
<今回の競技会を終えて>
指導手 黒田明としては、
昨年、リキくんとフェリアちゃん2頭を出場し2頭とも私には過去にない低い点数で非常に悔しい思いをしました。
そして1年間、リベンジすべく必死で頑張ってきました。
結果、私は今回3頭出場し平均約99点という好成績でリベンジは果たせたのですが、
追及のセミファイナルには0.1足りず、
選別の順位決定戦には1点足りず、
まだまだです。
さらに良い成績を目指し日々精進努力してまいります。
京洛警察犬訓練所所長 黒田明としては、
昨年は、京洛出場犬で1頭も入賞することができず、非常に悔しくて来年こそは必ず今年以上の成績を獲る
という思いで、昨年のブログには来年今年よりも良い成績がとれなかった子は出場料をお返しすると申しており、
有言実行を果たすべく、所員一丸となり頑張っていました。
結果、全国2位、10位、グループ入賞4頭、リザーブ入賞3頭という好成績を勝ち取ることができました。
ですが、2頭は昨年よりも良い点数がとれませんでした。
その子たちのオーナー様につきましては、大変申し訳ございません。出場料を返金させていただきます。
そして入賞できなかったワンちゃんは、来年こそ入賞良い成績をおさめたワンちゃんは更に良い成績を獲れるよう
所員皆一丸となり日々の訓練を頑張って参ります。
今回出場したワンちゃん達皆、遠征での宿泊に心躍らせ、とびきりの笑顔で楽しく生活してくれていました。
全国大会からの道中、事故などもなく人もワンちゃんも無事に元気いっぱい帰ってこれました。
そして、大会に出場しました所員をはじめ、遠征により訓練所の留守を守ってくれていた所員も本当によく頑張ってくれました。
日々、応援して下さる皆さま、ありがとうございます
そして、最後になりましたが今回出場させて頂きましたオーナー様、本当にありがとうございました
今後とも京洛警察犬訓練所を応援して頂けましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します